2014/09/15

波間に眠る追憶

「こんにちは真珠のお嬢さん。」

宝石泥棒編。
重苦しい雰囲気の『岩壁に刻む炎の道』とは反対の、コミカルな雰囲気のあるストーリー。
瑠璃か真珠姫を連れていくと物語が深くなる。
(真珠姫を連れてくるには『ホワイトパール』を発生させる)

イヤミなザル魚が無一文になってざまあみろ、という形で終了するが、
その後ホテルで働くザル魚から、興味深い話が聞ける。

「『青い瞳』はサフォーにもらったノねん。」
「もしかしてサファイアの珠魅?」
「うん。ボクたち、お友達だったノ。」
「でも、宝石泥棒が来て、盗られるぐらいならって…核を外してボクに…」
「宝石泥棒… なぜ、わたしたちを殺すの…ひどすぎるわ…」
「サフォーの形見なノに…」
「ひどいわ……」

サフォーという裏設定。
男だが姫の立場であり、アクアマリンの珠魅を騎士としていたらしい。
上記は真珠姫との会話だが、瑠璃が相手でもほぼ同じ内容になる。

「取り戻してやれるといいんだがな…」
とザル魚を気遣う瑠璃。
だが、イヤミな性格が戻るよりは、このままでいた方が彼のためだろう。

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